▲2010年山初め - 経ヶ岳・仏果山・高取山(747m)

2010年03月22日 (月) 14:20



本当は3月初めにスタートしようと思いつつ、何だかんだ延び延びになっていた山初め。
昨年登り逃していた丹沢の経ヶ岳・仏果山・高取山を縦走してきた。
 

縦走とは言っても1,000m未満の里山をハシゴするだけなので、
足慣らしのハイキングに近い感覚だけど、まぁ最初はこれぐらいが無難だろう。
本厚木駅からバスで30分弱、半僧坊で下車、10分ほど車道歩きを経てスタート。
ちょっと風が強いものの、見事な快晴。バスから降りたのは10人ぐらい。



丹沢はGWを過ぎると山ビルが出るため、登山口には山ビル避けのスプレーが置かれている。
小さいボトルはもう空になっていたが、まだ時季じゃないので大丈夫だろう。
川沿いに少し歩くと、立派な山菜(ゼンマイ?)が我が物顔で生えていた。

去年の山初めより1ヶ月早いので、まだ花らしい花は咲いていない。
道はよく整備されていて歩き易いが、木の階段が多くてペースを維持しづらいかも。
車やトラクターの音が聞こえるけど、バイクが少ないので不快ではなかった。
長閑な生活音がいかにも里山といった感じで、むしろ和む。
ただ、熊避け鈴を付けている人が何人か居たけど、この時季の丹沢には不要だと思う。
音が小さいものなら気にならないが、あまりに煩いと気が滅入るんだよね…

登山口から約1時間で経ヶ岳山頂に到着。
ズラッと並んだ丹沢の山々の中に、一昨年登った蛭ヶ岳も見える。
昼食には少し早いので、ザックを下ろさずにそのまま通過。



経ヶ岳から仏果山までは、細かいアップダウンを繰り返す尾根歩き。
強い日差しを背に受けながら東の斜面を登るため、半袖でも良いぐらいの体感気温。
この日は横風が強かったが、足場は安定しているので不安は無いし、
むしろ暑さが和らいで心地良いぐらいだった。

ルートマップを見てもらうと分かるように、コの字を描くように進むので、
次に目指す山が常に見えていて気分が良い。
また、途中から左手に宮ヶ瀬湖が見えるようになり、右手に次の山、
左手に宮ヶ瀬湖を見ながら進むという、なかなか贅沢なコースと言える。



12時丁度に仏果山に到着。
山頂は木が多くて視界はイマイチだけど、立派な展望台に登って周囲を一望出来る。
西に宮ヶ瀬湖、南西に丹沢と一度に楽しめるので、この標高としては素晴らしい景色。

展望台から降りて、ベンチでまったり昼食。



仏果山から高取山までも小さなアップダウンが続く。
少し下って同じだけ上るの繰り返しで、長い上りも下りも無いので楽チン。
高取山の山頂は仏果山よりも拓けていて、そのまま見下ろす景色も良いけど、
仏果山と同じ展望台があるので、そこからだとより見晴らしが良い。
ちなみに経ヶ岳の南東にも「高取山」という522mの山があるので少し注意。

高取山からは少し戻って仏果山登山口に下りるルートと、
そのまま北に抜けて宮ヶ瀬ダムに下りるルート、
北東の半原バス停に下りるルートがあり、それぞれほぼ1時間。

当初は厚木に近い仏果山登山口に下りるルートを計画していたのだが、
宮ヶ瀬ダムを間近で見たくなったので、予定を変更して宮ヶ瀬ダムルートを選択。
標高データからも分かるように、このルートの最後は急な下りになっている。
木の階段が組まれているので危険は無いけど、かなりの段差が延々続くので、
膝に不安がある人は避けた方が無難かもしれない。



ガシガシ階段を下っていくと、眼下に宮ヶ瀬ダムが登場。
上の写真でも人が居るのが見えるが、中央の部分を歩いて渡れるようになっている。



左の写真の建物は、ダムに併設された『水とエネルギー館』。
今回は館内の展示までは見なかったけど、特製の「アクアソフト」を食べてみた。
駄菓子の「ソーダ味」的な味で、正直あんまり美味しくないけど、疲れは取れたかも。

『水とエネルギー館』の隣には、300円で下まで運んでくれる「インクライン」がある。
インクラインってのはケーブルカーとほとんど同じだけど、
ケーブルカーは旅客営業を目的としたもの、インクラインは産業用に建設されたものを言うらしい。
実は下りるだけなら無料のエレベーターでも下りられるのだが、
こちらは外の景色を見ることが出来ないとのことなので、迷わずインクラインに乗車。
インクラインの傾斜は、感覚的には直滑降一歩手前ぐらいに感じたのだが、
実際のデータでは35→31→35度とのこと。スキージャンプの斜度とほぼ同等らしい。
こんな急斜面を滑り降りてたのか、あの人達…

添乗員のおばちゃんが気さくな人で、ダムや近隣の山のことを色々教えてもらった。



下からは渓谷を塞ぐ壁の様に、ダムがそびえている。
関東第2位の高さ(156m)を誇るというだけあり、真下から見上げると圧巻。

すぐ隣には宮ヶ瀬副ダム(石小屋ダム)があり、こちらはレトロな造りが印象的。
宮ヶ瀬ダムと宮ヶ瀬副ダムは月に2回ほど観光放流をしている。
次に行く機会があれば、是非ともそのタイミングで行きたいところだ。
7月末には内部を一部見学出来るそうなので、こちらも行ってみたい。

ここからは川沿いの道を20分ほど歩いて、半原バス停を目指す。
半原からは大体30分間隔でバスが出ていて、始発なので確実に座れる。
本厚木駅までは30分強。


というワケで、今年1回目の登山も上々の滑り出し。
立ち寄った宮ヶ瀬湖も思い掛けない当たりだったし、天気にも恵まれた。
ほぼ4ヶ月空いているので、久々に登るとハイキングレベルのコースでも足腰に来る。
4月は既に2件の予定もあるので、梅雨までペースを緩めずコンスタントに登りたい。




【 登山データ 】

経ヶ岳 633m、仏果山 747m、高取山 705m(神奈川県)
コース:本厚木駅→半僧坊バス停→経ヶ岳→半原越→仏果山→高取山→宮ヶ瀬ダム→
宮ヶ瀬副ダム→半原バス停→本厚木駅

コースは全般的に整備が行き届いていて綺麗。売店・水場・トイレなどは無い。
一部、足場が細くなっている箇所やロープで上り下りする箇所があり、
雨天時などは注意が必要。
木の階段が続く箇所があるので、思ったよりは脚力を消耗する可能性あり。


宮ヶ瀬ドットコム
宮ヶ瀬ダム
宮ヶ瀬ダム 水とエネルギー館

コメント
コメントする
トラックバック
この記事のトラックバックURL