▲嵐の春山 - 惣岳山・岩茸石山(793m)

2012年05月08日 (火) 23:45



GWもラスト1日。
今回のGWは個人での予定を全く入れておらず、最後ぐらいはということで、
友人達と手近な奥多摩の惣岳山・岩茸石山に登ってきた。

上記の2山に高水山を加えて、通称「高水三山」と呼ばれており、
自分は数年前に高水山→岩茸石山→惣岳山というコースで歩いたことがある。
今回はプランニングをH君にお任せしたので、知らないルートが含まれている。
青梅線からのアクセスが良く、比較的難易度が低めなので、
陣馬の次に連れて行く山のバリエーションルート開拓も兼ねている。



都合4時間のショートコースということもあり、少し遅めの7時45分に三鷹に集合。
…のハズが、iPhoneが接続不良でちゃんと充電出来ておらず、
バッテリーが尽きてアラームが鳴らずに予定より1時間遅れで起床。
慌てて支度を済ませて三鷹に辿り着いたのが8時。
遅刻者が自分1人ではなかったので少し気が楽になったけど、
山絡みの予定で寝坊というのはここ5〜6年でもほとんど記憶に無く、
アクシデントとはいえ若干残念なスタートになってしまった。
スタバでコーヒーを飲んで時間を潰し、次のホリデー快速に乗車。



奥多摩手前の御嶽駅で下車。今回は駅の裏手がすぐに登山道。
普段よりスタートが遅いこともあって、いつもより登山客は少なめな印象。
この時点では快晴で素晴らしい山日和なのだが、予報では降水があるらしい。

駅を出てすぐ線路を渡り、慈恩寺の境内を横切って惣岳山の登山道へ。
スギやヒノキが植林された、所謂"奥多摩らしい山"で、コース自体に特徴は無いが、
比較的歩かれているため整備状態が良く、危険な個所も無いので歩き易い。



出発から1時間ちょっとで、「しめつりの御神木」。
更に十数分で小さな水場を通過するが、飲み水が確保出来るようなものではない。
水場を過ぎた辺りから空模様が急変し、雷が間断無く鳴り続ける不穏な状態となった。
それから間もなくして雨が降り始めたので、各々雨具を取り出して山頂に急ぐ。



水場から10分ちょっとで惣岳山の山頂に到着。
嵐とまではいかないまでも、相変わらず雷と雨が続いている。
幸い、山頂の「青渭神社」の軒下を借りて雨宿りが出来たので、
降水のピークが過ぎるまで小休止することにした。



10分ほどで雨はすっかり止んで、冗談のように晴れ間が戻った。
山頂はある程度日が差し込むので陰気ではないものの、展望はほとんど無い。
一応それなりに広い山頂なのだが、中央に厳つい神社が構えているため、
解放感でも後述の岩茸石山に譲る。

持ってきた食料で小腹を満たし、岩茸石山に向かう。
惣岳山の山頂直下は木の根が張り出した急坂があり、
短いので体力の消耗は無いが、下りで使う場合には多少注意が必要。



雨の後なので全体的に滑り易くなっているのではと懸念されたが、
スギやヒノキの落葉が水気を吸ってくれているため、
岩が露出している部分以外は意外と滑らずに歩くことが出来た。



若干の展望ポイントを経て、岩茸石山直前に本日唯一のプチ急登。
一度は身体に負荷を掛けておくべしということで、ペースを上げて一気に登る。
惣岳山から40分で岩茸石山に到着。山頂は前回同様に素晴らしい展望。
雨の後だからか、この時季にしては視界もクリアで気持ちがいい。
数年前はもう少し芝があって、多少は寝転んだり出来るスペースがあったんだけど、
今回はあまりそういう感じではなかった。季節の関係だろうか。

昼食は先程済ませているので、ここでの休憩はそこそこで切り上げて下山を開始。
ここからは自分にとって未開のルートだが、「なかい」という釜飯屋に下りる形になる。
過去に何度か訪れているが、ロケーションを含めてオススメの店である。



H君は前回の記憶から、今日の天候でこのルートを下りることに懸念があったようだが、
今回は思っていたより整備状況が良くなっていた(?)ことと、
やはり非常に水捌けが良いコースだったため、むしろ快適に下山出来た。
途中からは雨後で水量の多い沢沿いを歩くので、轟々と流れる水音が涼しげ。



下山ルートは短いので、1時間足らずで大丹波に下りることが出来る。
集落に出て10分もせずに目的地の「なかい」に着くが、
その辺りからポツポツと雨が落ち始め、席に着く頃には豪雨となっていた。
この日一番の強く長い雨で、これが下山中だったら立ち往生は必死だった。
1日を通して不安定な天気だったが、行動中に降られることはほぼ無かったので、
結果的にベストなタイミングで動けたことは幸いだった。



きのこ、たけのこ×2、鶏ごぼうの釜飯、焼き鳥とビールを注文してシェア。
たけのこと鶏ごぼうは初めて食べたけど、どちらも美味しかった。
店を出る頃には空もかなり明るくなっていたが、
駅に戻っても天気雨のように降り続き、結局自宅に戻るまで雨は付いて回った。
この日はゴルフボール大の雹やら竜巻やら、天変地異的な凄まじい状態だったようで、
近場の低山とは言え、怪我無く無事に下山出来て良かったと思う。




▲プチ縦走登山 - 高水三山(2008.07.21)
 





【 登山データ 】 惣岳山 756m、岩茸石山 793m(奥多摩山系)

コース:御嶽駅 → 慈恩寺 →(関東ふれあいの道)→ 惣岳山 → 馬仏山 → 岩茸石山 →
→ 名坂峠 → 大丹波 → 川井駅

・御嶽駅〜惣岳山
駅からすぐの位置にセブンイレブンがある。
特に問題となりそうなポイントが無い、歩き易いコース。
奥多摩典型のスギ・ヒノキ植林地なので、一部を除いてほとんど展望は無い。
山頂手前に水場があるが、飲料には適さないと思われる。

・惣岳山〜岩茸石山
惣岳山の山頂直下に急坂があり、下りで使う場合には滑落に注意。
それ以降は岩茸石山の山頂手前まで緩やかな尾根道が続く。

・岩茸石山〜大丹波
前半は全体的に道幅が狭くなっているが、難度としてはそれほどではない。
一部で道が決壊し掛けているような箇所があり、現状で頻繁に補修されていないようなので、
最悪の場合は通行出来なくなるタイミングが発生する可能性がある。
現状から極端に悪化しなければとりあえず通過は出来るが、一応事前に情報を拾っておきたい。
沢に下りてからは道幅も広くなり、比較的歩き易い。
所々で露出している岩は湿っていると滑り易いタイプなので、極力避けて歩くこと。
大丹波から川井駅までは徒歩で30分程度。

コメント
君もH君だよw
終始ヨボヨボですんませんでした。。ちょっと懸念は神経質過ぎたね・・”水捌け”を把握できなかったは経験値の浅さを痛感。このコースは4回目だったけど、いかにただ歩いてたか・・・斜度や樹木や土質を意識しないとなぁ....今回の収穫です。

突然のゲリラ豪雨にあっても”持ってる人”が集まると、ものすごい偶然になるのは奇跡としか言えない。また、釜飯も念願の筍&限定鶏ゴボウ。

スケジュールもびったりだったし、怪我も無くて何より。
シーズンが本格化するから、また宜しくーー。
  • by hikaru
  • 2012/05/09 11:52 AM
うん、知ってる(笑)

いやいや、プランニングありがとうでした。神経質なぐらいで丁度いいと思います。
結果として何も起きなければ、それに越したことは無いので。
季節や天気、時間帯によって、同じコースでも全然違うよね。
特に雨の日や翌日を狙って登る機会はなかなか無いので、
雨後のコースコンディションはほとんど想像で補うしかないし…

あの天候の中でよくぞここまでベストな状態で動けたもんだよね。
惣岳山での雨宿り以外、ほとんど普通の日と変わらないぐらいだったし。
是非是非、また次回!
すごい細かいレポート!
いいね!

べつにモザイクかけなくても大丈夫よw

またよろしく〜
  • by TAKUJI
  • 2012/05/09 2:28 PM
ありがとう!
モザイクは大勢で登ったり、女性込みで登ったりした時に許可取るの面倒で、
それから何となく癖で付けてたんだけど、今見たらパノラマ写真にバッチリ写ってたり…

山レポートは未経験者を山に誘う際の、勧誘アイテムとして書いてる節があるよ(笑)
また登ろう!
ちなみに俺のログ
http://g.co/maps/zypem
ほぼ同じ、ちょいカクカクしてるね。
制度の判別は付かないけど。
  • by hikaru
  • 2012/05/16 4:15 AM
これぐらいの差なら、ほとんど差が無いと言って良さそうだね。
ちなみに俺は電池消耗とのバランスから、測定間隔を「50m」にしてます。
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