■カメラについて、レンズについて

2000年01月01日 (土) 00:00

これまでの遍歴は、Canon → CASIO → CANON → Panasonic → Panasonic ...
デジカメを持ち始めて十余年、ミラーレスでとうとう一眼デビューを果たしてから、
徐々に、しかし確実に所謂"レンズ沼"に嵌りつつある。

自分の場合はトレッキング中の利用が大きなウェイトを占めることになるので、
描写力と機動力のバランスを考えると、一眼レフの購入には踏み切れない。

マイクロフォーサーズで使用する場合、レンズの焦点距離は35mm判換算で倍になる。
以下、35mm判換算の距離を書く場合、"換算〜mm"と記述。


【ボディ】 Panasonic LUMIX DMC-GH4

動画を主目的に買った、5台目のLUMIX。PanaカメラのUI、好きなんです・・・
有効画素数1,600万画素。480gは自身のデジカメ歴として最も重いが、GX7との差は100gも無い。
グリップがしっかりしていることもあり、ホールドした際の重さはそれほど感じなかった。
ただ、いくらマイクロフォーサーズがコンパクトとは言え、これを山に持ち出す気にはならない。

一番の特徴はやはり4K動画撮影が出来ることだが、ファイルサイズがいちいち巨大なので、
バカスカ撮り溜めてPCに放り込んでおくという扱い方は、アマチュアにはやや厳しい。
ただ、出て来る画はGX7のそれと比較しても雲泥の差を感じられる。
また、4KではなくFHDとなるが、スローモーションやクイックモーション撮影も面白い。
コンデジ等では搭載されることもある機能だが、この1機種で色々出来ることに意味がある。

個人的に魅力を感じるのは「4Kフォト」で、4K撮影した動画から800万画素相当の静止画を
切り出すことが出来るというトンデモ機能。動物や、自分は範囲外だが鉄道写真などに威力絶大。
800万画素と言えども、サービスプリントには必要十分。

毛嫌いしていたバリアングルモニターも、使ってみると案外便利だったし、
GH3から大きく進歩したLVFもGX7より積極的に活用出来ている。
GX7同様のボディ内手振れ補正が是非欲しかったが、こちらは防塵・防滴なので、
12-35mmとの組み合わせならば多少の悪天候にも怯まずに飛び出していける心強さはある。
決して安い買い物ではないけど、機能・性能を考えると、これが10万円で手に入るのは驚異。


【ボディ】 Panasonic LUMIX DMC-GX7

4台目のLUMIX。有効画素数1,600万画素。
GX1の約1.5倍、130g重い402g。サイズも1回り大きくなった。
本体だけではそれほど違いを感じないが、12-35mmやPlanar辺りを付けると、ある程度実感する。
山に持って行く場合は肩から吊るので、この130g増は疲労度として大きく影響してくるのだが、
後述の使い勝手・新機能を堪能したいので気合でカバーするしかない。

LVFが内蔵になり、EVFと共に上下にチルトするので使い勝手は上々。
NEXにあるようなパノラマ撮影機能が搭載され、展望撮影にも活躍してくれる。
登山中の撮影は日陰が多く、案外暗所での性能を求められるのだが、
新センサーの恩恵でかなり頑張ってくれるようになった。
ピントが合っている箇所を知らせてくれるピーキング機能が素晴らしい。
ただし、シチェーションに得手不得手があるようで、明るいレンズで絞らずに使うと、
時々ピンを外していることがある。やはり最後の追い込みは拡大+手動でやる方が安心。

Panasonicのミラーレス機で初めてボディ内手振れ補正が搭載されたこともあり、
個人的にマニュアルフォーカスでの操作性と精度が大きく向上した。
ハイエンド機故に多機能過ぎる嫌いもあるが、基本操作に馴染んでいるので使い易い。
GH4が導入されて半歩下がる立ち位置となりつつも、やはりアウトドア全般ではこちらの出番が多い。
画質的にもGH4と良い勝負だし、メインのシステムをそのまま流用出来るサブカメラとして非常に有用。
オールドレンズを用いる場合にはボディ内手振れ補正の恩恵も大きく、使い分けはなかなか良好。


【ボディ】 Panasonic LUMIX DMC-GX1(+DMW-LVF2)

3台目のLUMIX。本体重量300gを切る小型軽量M4/3機。有効画素数1,600万画素。
女性にはGX7+ズームレンズだと少々重いようで、GX1+パンケーキぐらいが良いみたい。
操作系はほぼ完成しているし、お散歩カメラとして当分は十二分な性能。現在は相方が使用中。


【ボディ(レンズ固定式)】 RICHO THETA S

有効画素数1,200万画素×2(出力画素数1,400万画素)。重量125g。
気軽に全天球撮影が可能なエポックメイキングな1台。3世代目の"S"は高画質化が進んでいる。
スマートフォンとの連携がほぼ必須だが、旅カメラとしてのポテンシャルは無限大。
動画のインパクトも凄いのだが、画質がボトルネックとなり現状はオマケ程度の立ち位置なのが惜しい。



【ボディ(レンズ固定式)】 OLYMPUS Tough TG-620

28mmスタートの広角寄り防水デジカメ。有効画素数1,200万画素。電池込みで重量167g。
沖縄でのシュノーケリング用にamazonのセール品を購入。
防水デジカメは日常的なニーズが無く、防水パッキンの寿命が気になってしまうため、
あまり高額・最新機種には手が出せないのだが、1年前のモデルが10,000円なら許容範囲。
ダイビングするわけではないので、ちょっとした水辺のアクティビティには必要十分。
防水性能は5mまでとなっているが、シュノーケリングで10mぐらいまでは耐えてくれた。
ジョイスティック(上下左右と押し込みを感知するインターフェース)の操作性が悪く、
誤操作が頻発するのは閉口モノだが、それ以外は概ね期待通りの性能。
軽いので、アウトドア用の保険としてザックに入れておいても苦にならない。


【MF】 Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 MMJ
[焦点距離] 換算100mm相当 [フィルタ径] 55mm [重量] 275g [マウント] Y/C

レンズ交換式のカメラを手にしてから、最初にこのレンズをオークションで購入。
「標準」「王道」と呼ばれるに相応しい、癖の無い素直なボケ味が特徴。
M4/3に取り付けると倍の100mm相当となり、これ1本でやり繰りするのは、自分にはやや荷が重い。
その分、micro4/3としては相当なボケ量を稼げるので、使いどころをちゃんと考えれば非常に有用。


【MF】 Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 28-70mm F3.5-4.5 MMJ
[焦点距離] 換算56〜140mm相当 [フィルタ径] 67mm [重量] 325g [マウント] Y/C

単焦点の次はズームだろうということで選んだ1本。
プラスチック製(Planarは金属製)なので、ズームレンズの割には軽いのだが、
それなりに長さがあるため、GX1のようなコンパクトタイプのボディに付けると、
マウントアダプター込みでちょっとバランスが悪くなる。
レンズフード込みだと、「45-200mm」と同じぐらいのサイズ感。

フィルタ径が一番大きいので、フィルタを用意しようと思うと地味に出費が嵩むが、
マクロも付いていて汎用性はそれなりに高く、写りも概ね満足。


【AF】 LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH.
[焦点距離] 換算28mm相当 [フィルタ径] 46mm [重量] 55g [マウント] M4/3

単品売りもされているキットレンズ。手持ちの中では2番目に広角。
非常に小さいパンケーキレンズなので、これをGX1に付けていると
コンパクトデジカメと大差無いぐらいのサイズと重量に収まる。驚異の55g。
写りはまぁまぁというか、とりあえず十分及第点。現状は主に相方が使用。


【AF】 LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.
[焦点距離] 換算30mm相当 [フィルタ径] 46mm [重量] 115g [マウント] M4/3

言わずと知れたライカレンズ。
とは言ってもLEICAの審査をクリアしたPanasonic製レンズなので、本家より格段にリーズナブル。
金属外装ながら小型で軽く、独自の絞り環を備えていることが大きな特徴。
滑らかなボケ味が素晴らしく、M4/3の中ではボケを活かした撮影も味わえる1本。
手振れ補正非搭載だが、かなり明るいのでISOを若干上げれば結構頑張れる。


【AF】 LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.
[焦点距離] 換算40mm相当 [フィルタ径] 46mm [重量] 100g [マウント] M4/3

マイクロフォーサーズのレンズ群の中で、解像感の評価が高い。
明るくてカリッとした描写が素晴らしく、Panaレンズとしては14mmに次ぐコンパクトさを誇る。
現在は「II」が出ているけど、性能的にそれほど変化していないのでコレで十分。


【AF】 LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S.
[焦点距離] 換算24〜70mm相当 [フィルタ径] 58mm [重量] 305g [マウント] M4/3

とりあえず、所持レンズ群の中で最もお高い。
手振れ補正として「MEGA O.I.S」より強力な「POWER O.I.S」を採用しているので、動画に最適。
補正性能はそこそこ強力なので、静物相手なら夜でもそれなりに頑張れる。
準マクロとしても使えてしまうのが何気に侮れないメリット。

所持レンズの中では最も広角で撮れるため、大抵の外出はこれ1本でどうにかなる。
全域F2.8通しで約300gという取り回しの良さは、持ち主を堕落させる一方。
これを付けっ放しにして、+望遠、+単焦点といった感じにオプションを携行するのが基本。
GH4との組み合わせは、悪天候をものともしない頼もしさを感じる。

外観は値段相応に高級感があるものの、少し紫掛かった光沢が強くてケバめ。
また、ズームリングがゴム製なので、しばらく使っているとベトついてくるのが難点。


【AF】LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.
[焦点距離] 換算28〜280mm相当 [フィルタ径] 58mm [重量] 265g [マウント] M4/3

先代のF4スタートからワイド側が1段明るくなった万能ズーム。
1本だけ持って旅行に出るなら、これか12-35mmがファーストチョイス。
12-35mmの広角・画質・明るさに慣れてしまうと、若干物足りなく感じるシーンも多少はあるが、
やはりこの軽さのレンズ1本で140mmまでカバー出来てしまうのはインパクトが大きい。
これで防塵・防滴ならGX7と合わせて山用の不動の地位を築けるのだが、さすがにこの値段では無茶か。
このレンズの登場により、45-200mmはほぼお蔵入りの憂き目を見ている。


【AF】 LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6ASPH./MEGA O.I.S.
[焦点距離] 換算28〜84mm相当 [フィルタ径] 52mm [重量] 165g [マウント] M4/3

GF2購入時のキットレンズ。
マウントも含めてほぼプラスチックなので、チープだが軽い。
写りも含めて全体的に凡庸だが、小型軽量ズームという利点はそれなりに魅力的で、
一応手振れ補正内蔵ということもあり、現在は主に相方のGX1に装着されている。


【AF】 LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S
[焦点距離] 換算90〜400mm相当 [フィルタ径] 52mm [重量] 380g [マウント] M4/3

手振れ補正内蔵。出物のバルク品を安値で購入。望遠レンズとしては小さく軽い部類。
解像感・コントラストは少し弱いものの、ギリギリ山に持って行ける携帯性は結構貴重。
・・・だったのだが、14-140mmが完全な上位互換なので、めっきり出番が無くなった。
古いレンズなので仕方無いけど、デジタル対応レンズの悲哀を感じる1本である。

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