雨の飛騨高山 1日目

2012年08月03日 (金) 00:10



祭好きの自分としては予てより興味深々だった高山に、ようやく行ってきた。
高山の祭りと言えば春と秋なので、今時季は特にそういったイベントは無いのだが、
個人的に「飛騨と言えば夏」というイメージが強くあるので、敢えて初夏を狙ってみた。
梅雨も明けたし、まだ暑くなり切る直前の今なら、きっと快適な旅になるだろう。



…と思っていたら、全国的に雨模様の週末。
東京も雨だし高山も雨、旅程を丸々飲み込むような雨の予報に出鼻を挫かれる。
嘆いたところで天気は良くならないので、気を取り直して品川から6時半の新幹線に乗車。
8時に名古屋で降りて、40分後の高山本線「ひだ3号」で11時に高山に到着。
高山本線は木曽川や飛騨川の渓谷沿いに走るので、車窓からの風景は見応えあり。




高山到着の時点でも依然として一両日中の天候は雨との予報。
計画では1日目を市内観光、2日目を白川郷という割り振りで考えていたが、
この時点でまだしばらく降水は無いと踏んで、急遽そのまま白川郷に向かうことにした。
白川郷へは駅前の濃飛バスセンターからバスで50分。11時50分のバスに乗り込む。





12時半過ぎに白川郷に到着。…と同時に雨の出迎えを受ける。
5分ほど雨宿りすると雨が止んで、雲間から青空も覗くようになった。
バスを降りたポイントは白川郷の出張所的な場所で、食事処と土産物屋が数店あるぐらい。
所謂"集落"へは100余メートルの吊橋を渡って、川向こうに行かなければならない。
吊橋なのでそれなりに揺れはするが、特に不安を感じることなく渡ることが出来る。



吊橋を渡ると、そこはもう茅葺屋根の家が立ち並ぶ集落。
かなり観光地然としているので情感はそこまででもないけど、
映像や写真でしか見たことがなかった風景の中に居るというのは、やはり感慨深い。
メインストリートに何やら手旗を持った人が多く出ているなと思って見ていたら、
「ぎふ清流国体」「ぎふ清流大会」と書かれた旗を手渡された。
どうやら秋に行われる「ぎふ清流国体」の炬火リレーが催されているらしい。
丁度、子供達が掲げる松明に火が灯されて、スタートするまでの一部始終を見ることが出来た。
期せずして地元のイベントに参加することが出来て、テンションが上がる。




お腹が空いたので、目星を付けていた食事処「いろり」へ。
自分が「揚げだしとうふ定食」、相方が「焼とうふ定食」を注文。
薄味ながら、しっかりと風味を感じる素朴な味わいを満喫。





いろりを出て、集落を一望出来る「荻町城跡展望台」に向かう。
大通りから山道に入るまでの区間は、一面の田んぼの中に茅葺屋根の家が建つ絵に描いたような風景。
展望台は山道(舗装路)を15分ほど上った場所にあり、今はぽつんと1つ社があるばかり。
そう言えば戻って来てから気付いたのだが、白川郷は一部で有名な某ゲームの舞台であり、
PC版を一通りやった自分としては、今振り返ると色々思い出される場面もあって、二度楽しめた。
今年は久我山で見られなかった"ホタルブクロ"も発見。



集落に戻り、合掌造りの一際大きな「和田家」に入る。
一部は住居になっているので、見学出来る範囲は限られているが、
広大な屋根裏部屋のようになっている2階はなかなかに壮観。



1日目は17時過ぎにチェックインを予定していたので、
高山に17時に戻るためには16時のバスに乗る必要がある。
当初の予定通り2日目に来ていればもう少しゆっくり見て回れたのだが、
1日目にスライドした関係で滞在時間を削らざるを得なくなってしまった。



食べておきたかったアイス(よもぎ・きび・そば・どぶろくの4種)を食べるため、
吊橋を渡ってバス停側に戻り、更にその先の「合掌造り民家園」へ。入館料は500円。
目的のアイスが200円なので、それを食べるためだけに500円余計に払うのは泣けてくるが、
ここの入館料をセットにしたバスチケットを買っていたので、余分に払うのは実質200円。
自分が「きび」、相方は「どぶろく」を注文。
きびは特徴的な味ではないが、チョコチップのような食感が美味しい。どぶろくは甘酒風?





駅に戻って、タクシーで本日の宿「花扇」に到着。
玄関の外に従業員が数名控えていて荷物を持ってくれたり、ロビーで待つ間にビールが出たり、
今までにあまり経験が無いぐらいの持て成されっぷりで驚く。外には何やら雰囲気のいい足湯も…



手続きを済ませて、2階の広くて落ち着いた和室に通される。
1階も2階もすべて床が畳で、スリッパを使わずに移動出来るのがとても嬉しい。
自分は足が28cmなので、普通サイズのスリッパだとちゃんと履けなかったりする。




夕飯まで30分あったので、早速気になっていた足湯に向かう。
タオルが備え付けられているのは勿論、観光雑誌が置かれていたり、とにかく抜かりが無い。








待ちに待った夕飯。個室で和食のコースを頂く。
食に対する語彙が乏しいので、細かい感想は割愛するけど、どれも非常に手が込んでいて、
一品一品に感嘆しながら美味しく頂きました。



夕食後、駅のロッカーに預けていた荷物を回収し忘れていたため、
タクシーを呼んでもらって駅まで取りに向かう。
雨が降っていなければ、夜の街並みを見て歩きたかったのだけど、生憎の雨なので断念。
タクシードライバーに交渉して、駅からの帰りに良さげな場所を回ってもらうことにする。
この時のドライバーは少し高齢(でも矍鑠としている)の高山に詳しい方で、
独特の語りで楽しませつつ、ツボを押さえたコースでゆっくりと夜の街を回ってくれた。
歩けなかったのは残念だけど、代わりに自分達だけでは得られない情報を聞くことが出来たりして、
十二分に一風変わった夜観光を満喫することが出来た。





戻って花扇の大浴場へ。
1日毎に男湯と女湯が入れ替わるので、夜と朝に入ればどちらも楽しめる。
夜の男湯は大きめの内湯と露天風呂が1つずつ、サウナもある。
湯は薄く白濁していて多少のぬめりがあり、肌への負担は少なそうな印象。
外の景色こそ無いものの、脱衣場の充実ぶり等を含めて高水準でまとまっている。
浴場前の"湯あがりサロン"も居心地が良く、素足で歩き回れる快適さを実感。



部屋に戻る前に、1階のラーメン屋でビールと高山ラーメン。
本当は街に繰り出して食べたかったけど、雨の日でもこういうフォローがあるのは助かる。



すっかりいい気持ちになって、風通しの良い涼しい部屋でぐっすり就寝。
外泊すると部屋の乾燥が問題になることも多いけど、
ここではそれも気にならず、快適な眠りに就くことが出来た。


2日目に続きます。



雨の飛騨高山 2日目(2012.08.04)
白川村役場 / 白川郷観光協会 / お食事処 いろり / 合掌造り民家園
飛騨亭花扇 / 花扇別邸いいやま
コメント
hikaru さんがエロいねと言っています。
  • by hikaru
  • 2012/08/03 11:25 AM
エ、エ、エロくねーよ! いや、エロいか…?
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