▲鎌倉制覇!? - 朝比奈ハイキングコース・祇園山ハイキングコース

2013年06月20日 (木) 23:15



鎌倉に詳しい上司の提案を受けて、鎌倉ハイキングの第2弾。
前回 は朝方まで雨が降っていて、出発時間を1時間遅らせてスタート。
最終的に夏日のような蒸し暑い快晴に恵まれたんだけど、
今回も朝の時点では雨が残っている状況。
少し待てば止みそうとの情報を頼りに、やはり1時間遅れで鎌倉駅に集合した。

 



11時の鎌倉は、まだ雨が降っていた。
空は若干明るくなりつつあるように見えるが、まだまだ傘は必要。
バスに乗り込んで十二所(じゅうにそ)神社バス停で下車。
前回のスタート地点である鎌倉宮よりも少し東に位置していて、今回はここから南東方面に歩く。



折畳傘を差しながら、まずは朝比奈(朝夷奈)切通しへ。
舗装路から砂利道、やがて山道となるが、観光ついでに足を延ばしても良いぐらい歩き易い道だ。



バス停から15分弱で「三郎の滝」。
この日はここ数日の雨続きで水量が増していると思われる。
少し手前に分岐を左に行くと朝比奈峠、右に行くと十二所果樹園へと続いており、
三郎の滝は左に折れてすぐの位置にある。




滝を過ぎると朝比奈切通しが始まる。
道はなだらかで凹凸も少ないけど、雨の日はぬかるんで滑り易いので注意したい。
鎌倉に点在する切通しの中で、自分は10年ぐらい前に化粧坂切通ししか通ったことが無い。
結構昔の話なので若干記憶がおぼろげではあるが、
化粧坂切通しに比べ、朝比奈切通しは段違いのスケールが感じられた。
化粧坂は山道の途中に岩で挟まれた"ポイント"がある、という印象なのに対して、
朝比奈は崖に挟まれた"エリア"という感じで、気軽に歩ける割になかなかのインパクトだ。




切通しを抜けて、更に真っ直ぐ進むと金沢八景方面に出るのだが、
それだとハイキングにすらならずに終わってしまうので、右手(南側)の熊野神社方面に入る。
前回歩いた天園コースと違って、今回のエリアはハイキングコースとしてあまりメジャーではないため、
この熊野神社もあまり多くの人が訪れるような場所ではないようだ。
雨が降りしきる状況ということもあり、境内には我々以外誰も居なかった。
その割にとても綺麗に維持されていて、やはり信仰に篤い地域性というものだろうか。
ちなみにこの日はこのタイミングで雨が一番強く降った。




神社の裏手の斜面を登って、更に南に進む。
足元は綺麗に刈り払われているが、両脇に顔の辺りを覆う高さで草木が生い茂っているため、
傘を差して歩くのもなかなか骨が折れる。
しかし、レインウェアを着込むほどの降りではないし、何より蒸し暑いので重ね着したくない。
送電線の鉄塔を潜る頃にようやく雨が止んで、傘を差さずに歩けるようになった。




神社から20分、朝比奈切通しの手前から分岐していた十二所果樹園の裏手に出る。
最初の分岐時点では何が植えられているのか判らなかったのだが、
ここに来て、やっと梅と栗がメインであると判明。少ないが柚子もある。
他にもヤマユリや、久我山周辺では偶にしか見掛けないホタルブクロが群生していたりして、
小規模ながらも山としての雰囲気は備わっている。




果樹園以降の道も整備されているが、指導標は一切出て来なくなるので、
どうやら一般的なハイキングコースとは性質が異なっているようだ。
細かい分岐も所々にあり、詳細な地図と現在位置を把握する手段が無いと、
どう進んで良いか分からなくなってしまいそうだ。
しばらく歩くとコースの左側にフェンスが張り巡らされるようになる。
このフェンスの先は在日米軍の居住区画で、「池子住宅地区」と呼ばれるものらしい。




果樹園を回り込むと再度分岐があり、やはり指導標が無いので分かりづらいが、
西は斜面を下っていくコース、北は小ピークの展望地に立ち寄るコースとなっている。
立ち寄っても往復5分だし、今回のコース上では貴重なビューポイントなので、
うっかりスルーしてしまわないように気を付けたい。
標高149mという何てことの無いピークだが、それなりに開けていて北西の展望が良い。
鎌倉霊園の向こうに、前回歩いた天園コースの山々を見ることが出来る。
一応、鎌倉では前回の大平山に次ぐ2番目の高さであるらしい。



分岐まで戻って西側の斜面を一気に下る。
途中からフェンスが物々しいコンクリ塀に変わり、若干重苦しい雰囲気が漂う。
コンクリ塀は高さ3m弱、相当年代物のようではあるが、
コンクリをケチった耐久性の低いものではなく、崩れたりひび割れたりしていない。
かなり長く続いていて、途中には外側に取っ手の無い鉄扉があったりするので、
ちょっと一般的な用途で造られたものとは考え難かった。





笹のトンネルを何度か潜り、逗子ハイランドと呼ばれる閑静な住宅街に出る。
出入口にそれらしい看板等は一切無いので、出る分には困らないのだが、
ここから登り始めようという人はほとんど居ないと思われる。
ハイランドの商業施設は中心部の西友とその付近の数件程度で、飲食店もあまり無い。
西友で298円弁当を買って軽めのランチ。298円の割にはまぁまぁの味とボリューム。




ハイランドを西に抜けた公園で、上司の知人で近くに住むW氏と合流。
Facebook上で若干やり取りさせて頂いたことはあったのだが、直接お会いするのは初めて。
公園内の急な階段を下り、鎌倉葉山線を経由して八雲神社の裏手から再び登山道へ。
ここからは「祇園山ハイキングコース」と呼ばれるメジャーな道なので、指導標も充実。
祇園山山頂までは若干急坂気味ではあるが、短いので苦も無く上ることが出来る。




祇園山山頂からの展望は見事。
由比ヶ浜や稲村ケ崎を一望出来る、この日一番のビューポイント。
祇園山から稜線沿いに北北西に1km弱歩くと、ハイキングコースの出口。
「腹切やぐら」といういかにも血生臭い名前が付いているなと思ったら、
ここが北条一門800余人が自刃して果てた終焉の地なのだとか。不勉強で申し訳ない。
心霊スポットとしても名高いぐらいの霊場だそうで、興味半分で立ち寄る気にはなれず、
横目で見るぐらいに留めて通り過ぎて、そのまま若宮大路へ。




すっかり晴れて観光日和となった鎌倉は、さすがに観光客で賑わっている。
この日はそこまで重装備じゃなかったけど、山用の出で立ちで闊歩するのは相当なアウェー感。
線路を渡って鎌倉駅西口の商店街の酒屋に立ち寄り、立ち飲みビールで乾杯。
とにかく蒸し暑かったので、冷えたビールがひたすら旨い。

残念ながら鎌倉駅周辺に手頃な入浴施設が無いので、この日は風呂に入らず、
駅で解散して日没前の18時には帰宅が完了。




帰宅後にコンクリ塀について調べてみると、どうやら旧日本帝国海軍の弾薬庫跡地らしく、
その後は米軍が接収して使用し、今は取り壊されて居住区域となっているようだ。
コンクリ塀はその名残ということで、鎌倉・逗子の観光地とは異なる一面を垣間見た気分である。

十余年前に源氏山は歩いているので、これで鎌倉近辺の山は大体歩いたことになるかな?


▲真冬の遠足 - 鎌倉アルプス(2013.02.06)
鎌倉逗子ハイランド分譲地
 

 

 






【 登山データ 】

朝比奈ハイキングコース〜祇園山ハイキングコース


コース:十二所神社バス停→三郎の滝→朝夷奈切通し→熊野神社→十二所果樹園→果樹園裏展望台→
     逗子ハイランド→祇園山→腹切やぐら→鎌倉駅

・十二所神社バス停〜朝夷奈切通し
バス停のすぐ横に懐石と創作そばの店がある。自販機もある。
歩き始めて15分の間に舗装路→砂利道→山道と変化する。
いずれの道も広くなだらかなので、乾いていればスニーカーで十分なぐらい歩き易いが、
濡れていると粘土質の土がぬかるんで滑り易くなるので注意が必要。

・熊野神社〜十二所果樹園周辺
果樹園までは道が狭くなり、両側の枝葉は微妙に邪魔臭く感じるが、足元は比較的安定していて歩き易い。
植生が豊富なので、春・秋に訪れると楽しみが多いかもしれない。
果樹園に着くまで指導標が無いので、地図を確認しながら進む必要がある。

・十二所果樹園以降〜逗子ハイランド
やはり指導標が無く、幾つか細かい分岐があるので注意。
フェンス・コンクリ塀が出て来たら、基本的にそれに沿って歩けばハイランドに出られる。
果樹園に着くまで指導標が無いので、地図を確認しながら用心して進みたい。
神社〜果樹園区間よりも道幅が広くなって歩き易いが、一部で笹のトンネルがある。

・祇園山ハイキングコース
八雲神社からいきなり急坂が始まるが、短いのでそれほど心配は無い。
祇園山山頂以降の尾根道は細かいアップダウンがあって楽しい道だが、
やはり粘土質でかなり滑り易いので、コンディションによっては要注意。
山を下りても住宅地なので、自販機等までは案外距離がある。

 

 

コメント
タカハシホクト様

突然メールにて失礼いたします。
テレビ東京制作「L4YOU!」を担当しております
武政と申します。

L4YOU!では、主な視聴者対象をミドルエイジの
女性(40代・50代)をメインに置き、
スタート時(1983年5月2日)から、
生活情報を中心とした内容を放送しています。
スタジオ生放送でのトークや、
事前取材したVTRを織り交ぜ、幅広いテーマを
取り上げています。

2013年7月月5日放送で「田中健が行く入谷さんぽ」特集
を考えています。

そのなかで、7月6日から始まる朝顔市を
紹介するのですが、その際に使用させて頂く
写真を捜しております。

2012.07.10のブログの写真を拝見いたしました。
可能でしたら朝顔市の写真を番組内で使用させて頂きたくご連絡させて頂きました。

ご検討の程、
何卒、宜しくお願い致します。
  • by 武政 沙和
  • 2013/06/29 8:12 PM
コメントする