▲晴れ 時々 雷の春山行 - 塔ノ岳 (1,491m)

2015年04月25日 (土) 23:59



山デビューを果たした友人を誘っての本年第2弾。
元々体力がある友人なのでそれほど心配していなかったし、さすがに残雪も無いだろうということで、
今回は気軽に行ける範囲でそこそこの歯応えと達成感が得られる、丹沢の塔ノ岳を登ることにする。
自身としては 一昨年の秋 に政次郎尾根ルートで登っているが、表尾根を使うのは実に 5年振り
 

前回 は、出発の時点から既に怪しい雲行きだったけど、今回は降水確率0%で快晴の予報。
5年前は晴れているのに塔ノ岳山頂だけ雲が掛かっていて展望ナシという憂き目にあっているが、
小田急線の車窓から見る限りでは、今のところそういった心配も無さそうで一安心。


[ 08:00 ] 秦野駅に到着し、18分のヤビツ峠行のバスに乗る。
駅前のバス停に向かうと、パッと見でどこまで続いてるのか分からないほどの行列。
過去の経験上、この便がそれなりに混むのは知っていたが、ここまで人が増えているのは予想外だ。
臨時バスが1台増便されたが、それでも並んでいる全員は収容し切れず、
我々のすぐ後ろまでで満員になってしまった。以降は40分まで待つことに。
帰りのバスは本数が多いので、時間にそれほどシビアなプランではないけど、
最初に躓くと余計な心配事が増える可能性もあるので、ギリギリ乗ることが出来て良かった。




[ 08:55 ] ヤビツ峠。
ハイカー、バイカー、自転車組と需要が多い場所なので、この日もやはり大盛況。
とりあえず持参したおにぎりを1つ食べて、まずは長い舗装路の下りからスタート。





[ 09:40 ] 20分ほど緩々と下って、トイレ横の登山口?から山道に入る。
人気コースなので整備が行き届いて歩き易いが、スタート直後としてはまずまずの傾斜。
先は長いので、慣らし運転を意識してゆっくりと上る。






[ 10:40 ] 二ノ塔。
振り返ると大山方面の展望は得られるが、目指す塔ノ岳方面の展望は三ノ塔までお預け。
ここから三ノ塔までは15分なので、ここまで来たら三ノ塔まで行ってしまう方が良いだろう。
天気は悪くないけど、薄っすらと雲が掛かっていて、快晴というには若干物足りない。




▲ 別ウィンドウでパノラマ写真を表示します

[ 10:55 ] 三ノ塔に到着。15分程休憩してSOY JOYで補給。
塔ノ岳までしっかり見渡すことが出来る最初のポイント。上空の雲が重たく感じる。
ヤビツでは桜もほとんど散っていたけど、この辺りまで上ると、まだまだ綺麗に咲いていた。





[ 11:35 ] 広々とした烏尾山。仮設だけど綺麗なトイレが新設されている。




この辺りから所々のヤセ尾根が崩落し、それを補修している箇所が散見されるようになる。
烏尾山から30分程の地点が、一応本コース最難関の鎖場。
滑落すると命に係わるのは当然だが、鎖場としての難度はそこまで高くない。
ただ、やはり人気コース故に渋滞しがちなので、自分のペースで通過しづらいのが難点。




[ 12:25 ] 表尾根と政次郎尾根の合流地点。2つ目のおにぎりを補給。
行者ヶ岳は狭いピークなのでスルーして、見晴らしの良いこちらで小休止。
今回は塔ノ岳の到着時刻が昼を過ぎるので、ピーク毎にちょいちょい小腹を満たしつつの行軍。




[ 12:45 ] 新大日。ここまでのピークに比べて、展望は今ひとつ。
どうにも不穏な雲行きを心配していたのだが、かなり長く激しい雷鳴と共に、雨がポツポツ。
降ったり止んだりで雨具を出すか悩むけど、とりあえず大降りは無さそうなので我慢。




[ 13:00 ] 木ノ又大日を通過。
綺麗めな 木ノ又小屋 が営業しているが、塔ノ岳まで30分ほどなので、利用経験は無い。





[ 13:30 ] 塔ノ岳山頂に到着。当然ながら、富士山は影も形も見えず。
ベンチに荷物を下ろして、定番のカップ麺とおにぎり、そしてホットコーヒーで暖を取る。
ちなみに自分は箸を忘れてその辺の小枝でカップ麺を食べ、
友人はカップを忘れてカップ麺の空き容器でコーヒーを飲むという、何と言うワイルドライフ。

風はそこまで強くないものの、長袖2枚+薄手のベスト+ウィンドブレーカーでも少し寒い。
幸い、滞在中は雨が止んでいたので濡れずには済んだ。
尊仏山荘 のチップトイレの他に、仮設トイレが4つ増設されていた。こちらは無料。
どうやら、丹沢エリア全域でトイレの整備が進んでいるようだ。






[ 14:30 ] 塔ノ岳山頂を出発。 [ 14:45 ] 花立山荘 を通過。
この時間に擦れ違う人が結構居るのだが、仏尊山荘か丹沢山の みやま山荘 辺りに泊まるのだろうか。
自分は 6年前 にこの大倉尾根を上りに使って、やはり上りに使うのは避けたいとシミジミ思った。
ヤビツに比べるとアクセスが良く、コースタイムも短いので一見魅力的だが、
この上り一辺倒の通称「バカ尾根」を上るのは、6年前のような事情が無ければ遠慮しておきたい。
擦れ違う人の中にも、知らずに連れて来られて泣きを見ているらしき女の子がちょいちょい居る。




[ 15:20 ] 堀山の家 を通過。
この辺まで下りると展望もところどころにしか無いので、ほぼノンストップでサクサク下りる。
そう言えば三ノ塔辺りから見えていたのだが、この辺りではツツジがポツポツ咲き始めている。




[ 15:45 ] 駒止茶屋を通過。大体30分に1軒ぐらいの間隔で山荘・小屋が出て来る。
毎回思うんだけど、こんなに多くて商売が成り立つんだろうか?
自分の場合、塔ノ岳なら日帰りだし、泊まりなら丹沢山までは行ってしまうので、
塔ノ岳の道中にある施設を泊まりで利用するという選択肢は現実的に無いんだけど・・・




[ 16:10 ] 見晴茶屋を通過。 [ 16:30 ] 大倉山の家 を通過。




[ 16:50 ] 大倉バス停に到着。
バスは15〜20分間隔で出ているので、1本待って17:08の便に乗車する。
15分で渋沢駅に戻れるので、やはり下山コースとしては大倉尾根の使い勝手が群を抜いている。





渋沢駅から歩いて15分の 湯花楽 秦野店 へ。
この手の施設としては別段新しくもなく、目立った設備があるわけでもないので、
休日の一般料金930円はちょっと割高に感じる。
ただ、他の選択肢となると秦野駅の 万葉の湯 がセット料金1,800円と、入浴だけで考えると馬鹿高く、
東海大学前の さざんか までは結構な距離があるため、その辺りを踏まえた強気の料金設定なのかもしれない。




湯花楽から10分で なんつっ亭 秦野本店
なんつっ亭は食べたことが無かったので、本店があるなら行ってみようということでチョイス。
「うまいぜベイビー」とデカデカ書かれた、若干品の無い(失礼)看板が目印。
2人でベーシック+全部入り的な「なんつッ亭スペシャル」の大盛を注文。
豚骨にマー油をプラスした黒いスープが特徴だが、このタイプは中盤以降、
あまり味を感じなくなってくるのが個人的なマイナス点。
西麻布の 五行 なんかも系統的としては近いんだけど、こちらは焦がしの風味なんかが残る分、
なんつっ亭よりも最後まで味がボケないので好みに近いような気がした。




そんなワケで、降水確率0%をアッサリ覆して雨に当たってしまった友人の山行第2弾。
前回よりは遥かにマシだったので相対的には良かったけど、富士山を拝めるのはいつになるのか・・・
これに懲りず、またトライしてもらいたい。


▲五里霧中の春山行 - 明神ヶ岳・金時山 (2015.03.21)
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木ノ又小屋 / 尊仏山荘 / 花立山荘 / 堀山の家 / 大倉山の家 / 湯花楽 秦野店
はだの・湯河原温泉 万葉の湯 / 秦野天然温泉 さざんか / なんつっ亭 / ラーメンダイニング五行

 






【 登山データ 】

塔ノ岳 1,491m (神奈川県 丹沢山系)


コース:秦野駅→ヤビツ峠→表尾根(二ノ塔→三ノ塔→烏尾山→行者ヶ岳→新大日→木ノ又大日)→塔ノ岳→
→金冷シ→天神尾根分岐→大倉尾根→大倉→渋沢駅

・ヤビツ峠〜二ノ塔
しばらく緩やかな舗装路を下り、立派なトイレが見えてきたら、その脇に登山道への入口がある。
二ノ塔手前まで展望の無いスギ中心の斜面だが、足場が岩でゴツゴツし始めると、背後に大山が現れる。

・二ノ塔〜(表尾根)〜塔ノ岳
三ノ塔以降は岩場のヤセ尾根が多くなる。崩落個所も多いが、修復はしっかりされている。
三ノ塔に避難小屋、烏尾山に避難小屋とトイレ、木ノ又大日に営業中の山小屋がある。
烏尾山と行者ヶ岳の間にほぼ垂直の鎖場があり、プチ渋滞ポイントとなっている。
時間帯によっては塔ノ岳側から通るのに時間を要する場合があるので注意。

・塔ノ岳〜天神尾根分岐
塔ノ岳山頂から若干の区間だけ、岩場のアップダウンがあるが、それ以降はほぼ下り一辺倒。
ひたすら下ることになるが、途中までは岩場が主体の為、それなり膝への負担を覚悟する必要がある。
危険はほとんど無いが、やはり崩落して修復されている箇所がある。

・天神尾根分岐〜(大倉尾根)〜大倉
大体30分置きに山小屋があるので、休憩や補給には困らない。
分岐以降は岩場がほとんど無くなるため、比較的タイムを稼ぎ易い区間となる。

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