TENT 『CUBOID』

2018年06月15日 (金) 23:00

以前に HINGE を購入した TENT を久々に覗いたら、ちょっと気になるゲームが発売されていた。
ルールは敢えて伏せられているので、検索などという野暮なことはせず、そのままポチっとな。
そうさせるぐらいのミニマルな美しさがあります。その名は CUBOID


 


約15cm四方の板状のパッケージ。
開けると説明書と、白・黒に塗られた木製のブロックが現れ、箱を裏返すとそのままゲーム盤になる。
直方体の塗装は正直そんなに均一じゃないけど、その辺は味として考えれば気にならないかな。
説明書は7ページと簡便で、3分もあればルールは理解出来る。




 


相方とプレイしてみたところ、シンプルながらも戦略性が高く、何度も繰り返し遊べるポテンシャルを感じた。
組み上がった盤面は1つのオブジェとなって、何とも言えない美しさが感じられる。


 


とは言え、幾つか気になった点もある。

まず、密集した立体構造となっていった場合に、これが成立している状態なのかが判別出来なくなる。
勝利した側は成立しているものとして勝利宣言したものの、ブロックを解いてみたら不成立だった・・・
なんてことも起こりそうな気がする。
逆に、成立している状況に気が付かないままに負けてしまう場合もあり、
勝った瞬間、負けた瞬間の感情の振れ幅にはややバラつきが出る。

また、ブロックを固定するギミックは一切無いので、終盤になればなるほどブロックがズレたり、
うっかり手に当たって崩れる危険が増していく。
思考に集中したい状態にあって、これはかなりのストレスである。
せめて盤に設置しているブロックだけでも固定出来る仕組みがあると、没入感を高められるのではないだろうか。
(プロダクトとしての美しさを損なう危険を孕むが・・・)


 


多少の不満はありつつも、21世紀にこうした新たなゲームを世に送り出してくれた意欲に対しては、
心から最大級の賛辞を贈りたい。



TENT / CUBOID / HINGE

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