国立天文台 三鷹キャンパス

2019年03月25日 (月) 23:21

自宅から車で5分の位置に 国立天文台 三鷹キャンパス があるのだが、ずっと気になっていたものの、なかなか行く機会を作ることが出来ていなかった。
自分の場合は宇宙や天体といったものよりも、「ブラックホールは重力に捕らえられて光が脱出できないから黒いんだ! 凄ぇ!」みたいな子供だったけど、3歳の我が子もよく「月が綺麗」と言っていたりするので、そろそろ頃合いと思い、やっと行ってみることに。


 


駐車場は3時間まで500円、以降は1時間毎に200円。
駐車場からアクセスした場合、まずは 三鷹市 星と森と絵本の家 に遭遇するんだけど、主題から逸れるので説明はまたの機会に。
で、次に割と広大な芝生エリア。端っこには公衆トイレの如き佇まいで 50センチ公開望遠鏡 が設置されている。奥の方では少年野球なんかも。



 
そのまま真っ直ぐ進むと、左手に正門と守衛所があり、見学希望者はここで受付。
別に受付しなくても怒られたりしないっぽいですが、ご厚意で見学させてもらっているので、ちゃんとやっておくべし。


 
キャンバスはとにかく広く、一般の見学者が立ち入りを許可されていないエリアもあるので、設置されているマップをしっかり確認しておこう。


▲ 国立天文台サイトから借用

 


正門前を通過して左手に、古めかしい 第一赤道儀室 が登場。三鷹キャンバスでは最古の観測用建物とのことで、完成は約90年前!
ドーム部分は太陽の方向に合わせて回転させるんだけど、これは手回し式。目の前で回して見せてもらうことが出来て、何とも言えない感動があった。



 


第一赤道儀室の正面に位置する 天文台歴史館 。今現在は稼働していないが、元々は大赤道儀室というものらしい。
日本最大口径65cmを誇った屈折型の望遠鏡は圧巻で、24mm相当のレンズでは全体を収めることが出来ないぐらいの大きさである。
こちらは何と床が上下するエレベーター構造になっていて、望遠鏡がどんな向きになっていても楽な姿勢で観測出来るのだとか。




 


駐車場から見て一番奥にひっそりと建っているのが 太陽塔望遠鏡
アインシュタインの理論を実証するためにポツダム天体物理観測所が建てたアインシュタイン塔と同じ目的で建てられたため、通称「アインシュタイン塔」とのこと。
通常は扉を閉めていて内部を見学することは出来ないのだが、年に2〜3回だけ特別公開が行われており、それが何と来週末!
これは是非とも見ておかねばということで、半日山行 の後に車を飛ばして駆け込んだ。




 
地上5階、地下1階の構造で、まずは階段で5階まで上る。
ここから2枚の平面鏡(シーロスタット)で取り込んだ光を、地下の凹面鏡で収束させてから、大暗室に送って7色のスペクトルに分光するようになっている。つまり、この塔自体が巨大な望遠鏡というわけだ。







 
この日はギリギリ陽が陰ってしまい、スペクトルを見ることは叶わなかったのだが、この建物に入るだけでも十分過ぎるほどの価値があった。「以前は入れなかった建物に入れる」「しかも内部が古代のロストテクノロジーみたいな雰囲気」というだけで、RPG世代には失禁モノです。
次の公開日にも是非来たい。





 


あと、キャンバスは芝生以外にも「森!」といった感じで自然が多く、あまり人が多くないので子供を遊ばせるのにも最高。我が子も拾った木の枝を振り回してポーズを決めたりして楽しんでおり、なかなか帰りたがらなかった。
他にも回り切れていない施設は色々あり、1人で写真だけ撮りに来たいぐらいフォトジェニック。「 4D2Uドームシアター 」は来年あたり子供に見せたいと思っている。




 
▲春のお手軽ボーナス山行 - 浅間嶺 (2019.03.24)
国立天文台 三鷹キャンパス / 三鷹市 星と森と絵本の家
50センチ公開望遠鏡 / 第一赤道儀室 / 天文台歴史館 / 太陽塔望遠鏡 (アインシュタイン塔) / 4D2Uドームシアター

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