▲下りは長いが好バランス - 伊豆ヶ岳 (850.9m)

2019年05月11日 (土) 21:59

いつものメンバーで 昨年12月 以来のグループ山行を計画。
今回は2年振り・5年振りのメンバーも復帰して5人所帯となる予定だったが、直前で1人が脱落したため、最終的に4人で登ることに。
復帰メンバーのリハビリも兼ねるので、アクセスと難易度のバランスを考えて、奥武蔵の伊豆ヶ岳に狙いを定めた。


 


西武秩父線の正丸駅に8時半集合。
改札の外にトイレと売店・食堂があるが、Wikipediaによれば「西武鉄道全92駅の中で最も利用者が少ない」らしい。


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伊豆ヶ岳へは、改札右手の階段を下る。
トリックアートのように平衡感覚が狂う階段でなので、足元を注視し過ぎない方が良さそう。


 
線路下のトンネルを潜り、20分ほどの緩やかな舗装路を進むと正丸分岐。




 
この分岐を左に折れると、登山道が始まる。



 
最初のピークである五輪山に向けての急坂はなかなか歯応えがあり、目ぼしい休憩ポイントが無いので気合で登り切る。


 
五輪山の手前に本コース最初のビューポイントがあり、ここでようやく一息付けるだろう。



 
伊豆ヶ岳を目前に控えた小ピークの五輪山。標高770m。
山頂は広くて綺麗だが展望は無く、ベンチはあるが小休止に使う程度。



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伊豆ヶ岳と言えば、やはりこの男坂。
男坂と女坂に分かれている場合、一般的に男坂の方が急坂になっていると思うのだが、この男坂に関しては最早"坂"と言うより"崖"である。
公には「落石の危険により通行禁止」とされており、その旨を記した看板とロープも設置されているのだが、ブログ等を見る限り、多くの人がこの男坂にアタックしているようだ。1ヶ月前には落石により軽傷を負ったとの報告が上がっている。
この日も我々の前に大所帯のグループがアタックしており、渋滞で全然進まないので大人しく女坂で迂回することにする。



 
女坂も女坂で2012年に崩落しており、現在は新しい女坂に切り替わっている。結構な高度を稼ぐ区間なので、女坂と言えども傾斜はそこそこ。

 


10時過ぎに伊豆ヶ岳山頂に到着。
葉が茂る時季の展望は乏しく、狭い山頂なので印象は薄い。



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山頂手前に岩に囲まれたビューポイントがあり、こちらはかなり広い。
下山途中にある 浅見茶屋 でうどんを食べるというミッションもあるので、ここで若干早めの昼食にする。この日はここまでかなり暑く感じられたのだが、この場所は風が適度に抜けるためか、カップ麺が丁度良い塩梅だった。
ニューアイテムとしてコーヒードリッパーを持って来てくれたメンバーのお陰で、これまでより段違いに美味しいコーヒーも堪能。

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伊豆ヶ岳から15分で古御山。標高830m。
やはり展望は無く、コース上の小ピークといった印象。




 
更に30分で高畑山。標高695m。
直下がそれなりの急坂、広くてベンチがあり、展望が無いという本コースのテンプレ的な山頂。



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高畑山を過ぎて間もなく、送電線の無い烏帽子鉄塔が印象的な展望地が現れる。
毎日送電線 というサイトによると、50年近く前に廃線となった安曇幹線なるものらしい。

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高畑山から45分で天目指峠で林道を跨ぎ、更に40分で愛宕山。
ここは祠があるだけの通過点だが、直前の上りはそれなりなので、小休止には向いている。




 
愛宕山からすぐの分岐。今回は予定通り直進するが、右に曲がると白石車庫方面へのエスケープが可能。
その場に行けば気付くと思うが、実は左にも道が付いていて、進むとすぐにビュースポットが現れる。地図上に記載は無く、看板にも記されていないので通り過ぎてしまう人も居るかもしれないので注意。なかなかの好展望だ。



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分岐を直進すると右の斜面下に真っ白な掌が見え、そのまま進めば 子ノ権現 (天龍寺) の裏手から境内に入る形となる。




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このお寺、全体的には立派で普通なんだけど、山門に立つ仁王像のインパクトがやたら強い。等身のせいかぽっちゃりしてみえるし、カラーリングが完全に ピーポ君 である。せめて色だけでも何とかならなかったんだろうか・・・



 
境内を出ると3件の茶屋が営業していて、トイレと自動販売機もある。
ここまでは車で上がって来ることが出来るため、参拝客もそれなりに多いようだ。山行の場合、ここからが案外長いので、トイレを利用出来るのは非常に有り難い。

 


子ノ権現から僅かに林道を歩き、再び山道へ。
山道の入口には 浅見茶屋 の看板が設置されており、我々の次なる目的地はここである。



 
看板から15分ほどで再び林道。本日の山道はこれにて終了だが、ここから駅まではまだ遠い。




 
林道を5分で、待ちに待った浅見茶屋・・・のはずだったのだが、何とまさかの臨時休業。
後から確認したら、サイトにはしっかりお知らせが出てました。当日まで寄るか決めていなかったので、そこまでしっかり調べてなかったのが敗因。
江戸末期に建てられた古民家で昭和7年から営業されている茶店で、(営業していれば) うどんと甘味が楽しめます。是非食べたかった・・・



 
萎える気持ちを奮い立たせて、ダラダラと舗装路歩きを再開。ゴールの吾野駅までは40分。
途中にシャガの群生地があったり、最後の線路脇が高台で好展望だったり、意外とダレずに楽しめた。ただ、1時間に2本の電車には結構ギリギリで、最後は駆け足だったのが余計な消耗だったかな。



 


下山後のこのエリアで悩ましいのが、入浴事情。
近場には 休暇村 奥武蔵 という非常に綺麗な施設があるんだけど、日帰り入浴の営業時間が15時 (受付は14時半) と厳しく、今回のタイムスケジュールでは利用出来ない。
そして、ここを除くと近隣には銭湯を含めた入浴施設が一切無く、飯能を越えて入間市、または昭島まで向かう必要がある。しかもそれぞれ駅から20分程度歩くことになるため、山行帰りに立ち寄るには微妙に遠い。
どちらにするかは当日まで悩んだが、今回は吾野から乗り換え無しで向かえる入間の いるまの湯 に決めた。


 
最終的に4人になってしまったけど、数年振りのメンバー復帰があり、天候にも恵まれて充実した山行だった。
年1の泊まり山行に向けた相談も始まっているし、コンディションを維持して次の計画を進めたい。



▲有名じゃないけど良コース - 九鬼山・御前山 (2018.12.16)
天台宗特別寺 子ノ権現天龍寺 / 浅見茶屋 / 休暇村 奥武蔵 / アクアリゾート いるまの湯

 


【 登山データ 】 伊豆ヶ岳 850.9m (埼玉県 奥秩父)

コース:正丸駅→正丸分岐→伊豆ヶ岳→古御岳→高畑山→中ノ沢ノ頭 (イモグナの頭) → 天目指峠 → 子ノ権現 (天龍寺) → 諏訪神社 → 吾野駅

正丸分岐の手前に売店、子ノ権現 (天龍寺) に売店とトイレがある。
全体的に整備され・よく歩かれている登山道なので危険個所はほとんど無く、指導標も十分に設置されている。
各ピークの前後はそれなりの斜度のものが多く、1つ1つは短いながらも、トータルではそれなりの歩き応えを感じられる。
コース通じてのビューポイントはそこそこ、登山道自体も比較的見通しが良いので、気が滅入ることなく歩けるだろう。
トレッキングポールの使用にも適している。

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